虫歯予防
虫歯予防には歯垢の除去が大切
「虫歯」の原因となる細菌(虫歯菌)は、歯垢(プラーク)中にて酸を作り歯を溶かすことから、「虫歯予防」ではこの歯垢の除去が非常に重要となってきます。歯垢は毎日のご自宅でのブラッシングでもある程度は除去することはできますが、ブラッシングだけでは完全に除去することができません。ですので、ご自宅でのブラッシングと併せて、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けられることをおすすめします。
予防は早ければ早いほど効果的
「虫歯予防」には年齢制限のようなものはありません。またなかには2歳で虫歯になってしまうお子様もいらっしゃいますので、できるだけ早く「虫歯予防」治療を受けられることをおすすめします。
歯周病予防
歯周病とは?
「歯周病」は初期段階では痛みなどの自覚症状が少ないことから、別名「沈黙の病気」とも呼ばれています。この「歯周病」とは、ブラッシングがしっかりと行えていないことにより、歯と歯肉の境目に歯垢(プラーク)が溜まり、その歯垢中の細菌に感染して歯肉が炎症を起こしたり、歯槽骨(歯の土台)が溶け歯がぐらぐらと動いたりなどの症状を引き起こす細菌感染症です。
また、高齢になって歯を失う一番の原因であるとも言われています。
歯周病はお口の中だけの病気ではありません
「歯周病」は、歯肉が炎症や歯槽骨(歯の土台)が溶け歯が抜けてしまうなどの「お口の中の病気」と思われがちですが、しかし「歯周病」は口内にだけ影響を及ぼす病気ではありません。最近では、全身の健康に対しても影響を及ぼすことが明らかになっているのです。「歯周病」が影響を及ぼす全身疾患として、「糖尿病」「動脈硬化」「心筋梗塞」「脳梗塞」などがあります。
こうしたことからも、「歯周病」を予防することは、全身の健康を守ることにもつながると考えられています。
歯周病を予防するために
「歯周病」は歯垢中の細菌に感染して起こる病気であるため、歯垢の除去が予防に対して非常に効果的です。しかしご自宅でのブラッシングだけでは口内の歯垢をきれに除去することはできませんので、やはり「虫歯予防」と同様に、歯科医院にて定期的にメンテナンスを受け、歯垢をきれいに除去してもらうことをおすすめします。
症例
BEFORE
AFTER